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【ブログ】YMYLの分野でGoogleに評価される具体例とは。最も重要な方法を解説!

YMYLという言葉は知っていても、どうすればGoogleの評価が上がるのかよく分からない。そんな疑問をお持ちのあなた。

YMYLとはGoogleの「検索品質評価ガイドライン」で制定された項目なので、評価を上げるためには具体的な方法をとる必要があります。判定が厳格と言われていますが、この分野で信頼されるようになれば必ずアクセスは増えます。

その方法とは何なのか。具体例も合わせて解説していきます。

目次

YMYLでGoogleに評価される具体例は「E-A-Tを満たすこと」

E-A-Tという言葉はご存じでしょうか。「専門性」「権威性」「信頼性」それぞれの頭文字をとった略語で、YMYLの分野においてGoogleが特に重要視している要素です。

Expertise専門性専門的な情報を扱っているか
Authoritativeness権威性権威ある人物(または組織)が作成しているか
Trustworthiness信頼性信頼できる人物(または組織)が運用しているか
参考:Google 

どれほどボリュームのあるコンテンツを作成しても、このE-A-Tを満たしていないとGoogleからは評価されず、検索上位に表示されることもありません。

では、どのようなコンテンツを作成していけばいいのか。具体例と一緒に解説していきます。

具体例1 Expertise~専門性

Googleは、専門性のあるコンテンツを評価します。

雑多なテーマで幅広く投稿された、いわゆる「雑記サイト」といわれるホームページよりも特定のテーマに特化して具体的なコンセプトで作成したほうが専門性は高くなります。

  • 「アウトドア」よりも「ソロキャンプ」に特化
  • 「英語の勉強」よりも「オンライン英会話」に特化

などです。

ただしあまりニッチに絞りすぎると、そもそも検索される回数も少なくなってしまいます。自分たちの製品やサービスと照らし合わせ、どんなテーマで作成していくのか慎重に検討する必要があります。

具体例2 Authoritativeness~権威性

権威性とはそのコンテンツを誰が作っているのか、その情報を発信している人は誰か、を測る指標です。

たとえば、落ち込んでいる人に対して「辛い時は歌を歌えばいい」「僕は歌のおかげで何度も人生を救われた」と、励ましている人がいるとします。

その人物が【紅白歌合戦に出た有名歌手】なのか【近所に住む大学生】なのかで、説得力はまったく違うでしょう。

サイト運営における権威性も、同じことが言えます。単に情報の質だけではなく

  • サイトの運用を長年行う
  • 獲得している被リンクの数を増やす
  • 権威のある相手(Googleの評価が高いサイト)からリンクを張られる

等によって、あなたのサイトの権威性は上がっていきます。一朝一夕にアップするものではないので、長期的な目線に立った活動が必要になるでしょう。

具体例3 Trustworthiness~信頼性

コンテンツを発信している人物(組織)が信頼できるか…というのもGoogleの評価を上げる上で大切なポイントです。

最も確実な方法は公的機関などの信頼性のある情報を使用し、専門家に記事を書いてもらう事。ですがそれが難しい場合は

  • 書きあがった記事を専門家に監修してもらう
  • 記事を書いた担当者のプロフィール(できれば監修した専門家も)を公開

等の方法も考えられます。

あなたの会社の住所や電話番号などの会社情報を掲載する事もおすすめ。訪れた人に対して【顔の見える】施策を行うことが重要です。

E-A-Tに個別のスコアは存在しない

YMYLとは「Your Money Your Life」の略称で、金銭面や健康面など人々の生活に大きな影響を与える分野の事です。

具体的には、以下のジャンルとなります。

情報のジャンル具体例
ニュース・時事問題政治に関する話題や、政府機関の発信する情報など
公共サービス・法律法律に関する話題や、地方自治体の発信する情報など
金融銀行、投資などお金に関する情報
ショッピングECサイト等、ショッピングに関連するページ
健康・安全医療、薬など健康関連の情報
人の集団人種・性別・宗教などに関する情報
その他住宅情報・ダイエット・就職活動など、人生や生活に関連する情報
参考:Google

以前は、単純に文字数が多いコンテンツやキーワードが多く入ったページが「高品質なサイト」として、検索上位に表示されていました。ですがその結果、

  • 文字数は多いが、情報の信憑性に欠けるサイト
  • キーワードの配置のみ重視され、読みやすさが二の次になっているサイト

等が量産されたのです。お金や医療など人生に大きな影響を与える分野において、そういった低品質なコンテンツはユーザーに不利益となります。

YMYLの本質はあくまでユーザーの利益を守る事。「面倒な規制だな」と思わず、ユーザーに安心を届けるようなコンテンツ作りを目指してください。

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